- TerraとAquaという2つの衛星に積まれている、NASAの地球観測用センサ。Terraは日本上空を毎日午前(10:30ごろ)に通過し、Aquaは毎日午後(13:30ごろ)に通過する。夜にもやってきます。
- データはNASAが無償で配布している。放射量・幾何・大気などの影響が補正処理されたプロダクトや、葉面積指数や地表面温度などのように物理量に変換されたプロダクトも、NASAが配布している。処理の段階に応じて、生データをL0(レベルゼロ)として、L1A→L1B→L2→L3→L4のように呼びかたが変わる。
- 大きな特徴は、毎日同じ地点を観測できること(=時間分解能が1日)。そのため、環境変動の解析によく使われている。その代わり、解像度(=空間分解能)は比較的低く、250m〜1kmである(観測波長帯やプロダクトによって異なる)。詳しくは、参考ページを参照のこと。
- MODISデータ処理の基本的な流れは、mosaic(複数の画像を1枚に仕立てる)→ map projection(投影法を変換する)→ QC check(QCというクオリティフラグを見て、品質の悪いデータを除く)。場合によっては、TerraとAquaの結合 → 月別コンポジット → マスク → 補間、も追加する。
バンド band
B1: 620-670nm; 250m
B2: 841-876nm; 250m
B3: 459-479nm; 500m
B4: 545-565nm; 500m
B5: 1230-1250nm; 500m
B6: 1628-1652nm; 500m
B7: 2105-2155nm; 500m
参考ページ
Keyword(s):
References:[とらりもんHOME] [MODISデータ解析ツールのインストール] [トレーニングコース]