GPSからのデータ吸い出し
2012/03/22 筑波大学 田中 健太郎 2012/04/10, 2021/08/18 奈佐原 顕郎
対象機器 : GARMIN GPSMAP 60CSx (英語版)
環境: Ubuntu 11.04 / Ubuntu 20.04
track logを吸い出す。(Garmin GPSをUSBストレージとして認識)
- GARMIN GPSを付属のコード(USB)でLinux PCのUSBポートに接続接続。
- GARMIN GPSの "Menu" ボタンを押し、"Setup"> "Intarface" を選択。
- すると、USBの接続状態とモード選択の画面になる。画面下部のUSB接続を押す。
- するとLinux PCでGARMIN GPSがUSBストレージとして認識される。
- その中に.gpxという拡張子のファイルがあるはず(無ければGARMIN GPSでtrackでSAVEする)。
- それをドラッグ&ドロップでLinux PCに持ってくる。あとはQGIとかに放り込めばOK。
ただし, waypointを吸い出す方法はわからない...(泣)
gpsbabelを使う方法
- gpsbabelとは?
- gpsbabelのインストール: Ubuntuの場合、apt-get installで簡単にインストール可能。
- まずGARMIN GPSの "Menu" ボタンを押し、"Setup"> "Intarface" を選択。
- すると、USBの接続状態とモード選択の画面になるので、モードをNMEA In/NMEA Outに変更。
$ gpsbabel -i garmin -f usb: -o gpx -F (任意のファイル名).gpx ※outputのデータ形式は、.gpxである。
outputのデータ形式は、GoogleEarthで使われるKML形式にすることもできる。
kml形式 (Google Earthで表示可) $ gpsbabel -i garmin -f usb: -o kml -F filename.kml $ gpsbabel -i gpx -f filename.gpx -o kml -F filename.kml
QGISを使う方法
1. GPSをケーブルを使い、PCに接続。 2. QGISを起動。 3. プラグイン→Gps→GPSツールを選択。 4. 「GPSからダウンロード」のタブをクリック。 4. ポートをusb: に設定。 5. レイヤー名はなんでもいいから適当に指定。 6. ファイル名も保存場所も適当に指定。 7. 読み込み開始。
以上
GPSトラックログの位置情報を写真のJPEG Exifに流し込むには?
sudo apt-get install gpscorrelate gpscorrelate -g hogehoge.gpx --timeadd +09 -v -m 20 *jpg 解説: timeaddはタイムゾーン(写真時刻の標準時がUTCからどれだけずれてるか), -mは何秒までの時刻ズレを許容するか。
↑これはgpx形式しかダメなので, kml形式のログはgpsbabelコマンドでgpx形式に変換する。
$ gpsbabel -i kml -o gpx hogehoge.kml hogehoge.gpx
GPSd (for linux)
http://blog.livedoor.jp/nmi0066h/archives/51513292.html (for windows)
Keyword(s):
References:[とらりもんHOME] [GARMIN 60CSx] [地上検証情報の収集]