IT入門: ハードウェア
ハードウェア
ハードウェア(略して「ハード」)は, 機械やその部品です。パソコンやその部品, スマホ, デジカメ, DVDレコーダなどです。自動車や電子レンジも機械だからハードウェアと言えますが, ここではIT機器に限りましょう。特に, パソコン関係のハードウェア, つまり
- パソコンの部品
- 周辺機器(パソコンに直接接続して使われるハードウェア)
- ネットワーク機器(インターネットやLANにつないで使われるハードウェア)
について紹介します。それぞれ詳しく突っ込んで理解する必要はありません。「ふーん, そういうのがあるのか」と心に留めて(耳慣れて)くれればOKです。
パソコンの部品:
パソコンは1つの機械(ハードウェア)ですが, 様々な部品(ハードウェア)が集まってできています。ここではデスクトップパソコンについて考えましょう。すると以下のような部品があります:
- ケース
- マザーボード
- CPU
- メモリー
- ハードディスクドライブ
- 電源ユニット
実はこれらは個別・単体で製造されて販売されています。これらを買って組み立てれば, 自分でパソコンを作ることもできるのです(結構かんたんです)。
演習1: amazonのページで「マザーボード」「メモリ」「CPU」「電源ユニット」をそれぞれ商品検索してみましょう。それぞれ(最初に出てくる商品でOK), どのくらいの値段でしょうか? それらを合計したものが, おおむねパソコン1台の値段になるわけです。
演習2: あなたがもしデスクトップパソコンを使っていて, 自分の自由になるものでしたら, 実際にそのパソコンを開けて、上記のハードウェア(部品)がどこに配置されているのかを調べてみましょう(ただし自己責任で!)。
周辺機器
ノートパソコンはそれ1台で使えますが, デスクトップパソコンにはさらにいろいろ接続する必要があります。特に,
- ディスプレイ
- キーボード
- マウス
は必須ですね。それに加えて,
というものも欲しいです。これは停電した時に, 一時的にパソコンへ電源供給を維持してくれるバッテリーです。これがないと, 不意に停電した時にパソコンの電源が落ち, データが消えたりパソコンが壊れたりします(ノートPCはもともと電池を内蔵しているのでそういう心配はほとんどありませんが)。
演習3: あなたはデスクトップパソコンを無停電電源装置につなげていますか? あなたのまわりの人はどうですか? つなげていてもいなくても, その理由を尋ねてみましょう。その人のITの知識や慎重さがわかるでしょう(笑)
ネットワーク機器:
パソコンとは独立して, ネットワークに接続して使われるハードウェアもあります。たとえば,
などです。プリンターはパソコンで作ったデータを紙に印刷するのに使いますね。昔はプリンターはパソコンに直接接続して使っていました(今もそうしようと思えばできたりします)。しかし, 今どきのプリンターは部屋の中の複数のパソコンでプリンターを共用するために, 独立したハードウェアとしてネットワークにつないで使うのが普通です。
ハブやルーターは, ネットワークを構築・制御するための機器です。
このようなネットワーク機器は, 実は, それら自体がコンピュータです。ディスプレーやマウスは持たないけど, 中にはパソコンと同じようなCPUとかメモリがあり, それぞれ「印刷」や「データ中継」などに必要な機能に特化して働いています。
演習4: あなたのパソコンは, どうやってインターネットにつながっていますか? 有線? 無線? いずれにせよ「ルーター」というハードウェアのお世話になっているはずです。それはどこにありますか? 探してみつけてみましょう。
→ IT入門に戻る!
Keyword(s):
References:[IT入門: ソフトウェア] [IT入門]