Message to students who want to join us 研究室に入りたい学生さんへ

Kenlo Nishida Nasahara 奈佐原顕郎

  1. For foreign students: If you have no experience of working with me or in my group, I cannot help you apply to the scholarships which need my agreement or my recommendation (such as MEXT scholarship). For those students, I may suggest JICA/JDS program. In fact, many students have joined us within this program.
  2. 日本在住の学生さんへ: 当方は大学課程では生物資源学類, 大学院修士課程では環境科学学位プログラム, 大学院博士課程では環境学学位プログラムで学生を受け入れています(他にも修士課程では生物資源科学学位プログラム, 博士課程では農学学位プログラムでも対応可能ですが, 特に事情がなければ「環境科学学位プログラム」「環境学学位プログラム」で入って下さい)。
  3. 出身やジェンダーや年齢などでの差別はありませんし, 従って有利・不利はありません。
  4. すべての形のハラスメントを予防・排除します。ハラスメントに対する高い意識と自律性を持つことをお願いします。
  5. 私の授業(特に入学前教育や1年次)と研究室での指導は, だいぶ雰囲気は違います。授業の印象で「面倒見の良さ」を期待すると, 「あれ?」となるかもしれません。
  6. 研究室での指導は, 基本スタンスとして自主性を重視し, セルフマネジメントを求めます。
  7. 相談や個人指導の機会や選択肢はシステマティックに用意していますが, それを利用するもしないも学生さんの判断です。
  8. Help each other, teach each other, learn from each other.と言っています。研究室のメンバーと分け隔てなく交流交流し, その中で学んで下さい。
  9. そのため, 自分の考えや事実, スキルなどを言語化する能力が大事です。臆せずに自分の考えを素直にはっきり言える学生が向いています。
  10. 外国人留学生も含めて, 別け隔てなくつきあえる人, もしくはその意欲がある人が向いています。研究室内のコミュニティを分断したくないのです。
  11. 束縛が緩くて自由度が高いですが, それを主たる目的とする人(就活のために籍を置くだけなど)や, 帰属意識が希薄な人は向いていません。帰属意識は自発的に醸成されるものであって求めるものではないと思いますが, さすがに皆無だと生産性や教育効果を落としますので研究室運営上は良くないと考えます)。
  12. 私の目指す研究室はこの図↓のようなかんじです:
  13. 学生指導は1対1であってもこの図↓の右のように他の学生に見えるオープンな形でやりたいと考えています。これは「他の人が受けている指導を見て自分も学ぶ」という機会を作るためです。みんなの前で失敗を指摘されて「みんなが見ているところでそんなこと言われるのはつらい」という経験もするでしょう。しかしそれは団体スポーツの指導などでは普通のことであり, お互いに慰めたり励ましたりできるし, ハラスメントの予防にもなるという良い面もあります。「打たれ強く」なってください。ただし, クローズな1対1の指導を望む人には状況次第で対応します。