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とらりもん - MS720:携帯型分光放射計 Diff

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!作成者
*2008/07/04 田中真哉
*2008/07/09 田中真哉, 細かい修正等
作成中です。

!はじめに
!!概要
メーカーwebsite: [[http://www.eko.co.jp/eko/a/a13-Spectroradiometer/a1301-MS720/index.html]]{{br}}

MS-720は,波長範囲350-1050nmを波長間隔3.3nmで計測する分光放射計です。{{br}}
出力単位はW/m^2/micronで分光放射照度(Spectral irradiance)を出力します。{{br}}
※分光放射輝度(Spectral radiance; W/m^2/sr/micron)ではないことに注意。{{br}}
※チャンネル数/波長間隔: 256ch/3.3nm (PC上で700ch/1nmに内挿){{br}}


PENで用いられているMS700/MS712では,鉛直方向上向きで計測された分光放射照度と鉛直方向下向きで計測された地表面の分光放射照度の比をもって反射率(Reflectance)としていますが,
MS-720では,視野角が狭いこともあり,対象物と標準白色板の分光放射照度の比をもって,反射率(分光反射係数: Reflectance factor)として扱う方が正確な値を得ることができると思います。

!!オプション
視野角(FOV)を調節するためのアタッチメントについては180度(オプション45度、25度、10度)となっています。{{br}}
特注すればその他のFOVも可能??

http://www.green.gifu-u.ac.jp/~akiyama/rs_pic/ms720_3.jpg

!!その他補足
以前購入したMS-720ではデータの取得したデータの吸い出しにSpectroManager.exeというソフトウェアを使っていましたが,最近はMS720.exeというソフトウェアに変わっているようです。
新しいソフトではPCによるMS-720の制御が可能になっています。
このソフトを旧MS-720で使いたい場合はMS-720のファームウェアの書き換えが必要なようで,英弘精機に機器を送る必要があるらしいです。

!MS-720の使い方
!!スタンドアロンな使い方

http://www.green.gifu-u.ac.jp/~akiyama/rs_pic/ms720_1.jpg

操作は中央にあるボタンを上下左右で選択,押すとENTER(決定)です。


*起動
POWERスイッチを押す

*設定
SYSTEMで時刻などの設定を確認
SETTEINGでメモなどの設定を確認

*マニュアル計測

http://www.green.gifu-u.ac.jp/~akiyama/rs_pic/ms720_2.jpg

MEASUREを選択してENTER


#MEASUREでマニュアル計測を開始する。
#カチッという音がして,グラフが画面に映し出されるので確認する。
#自動では保存されないので保存する場合はSAVEにカーソルを合わせENTER
{{br}}
同様に次のターゲットで1-3を繰り返す。

*セルフタイマーとインターバル計測
取扱説明書を参照

*終了
POWERスイッチを押して終了します。

!野外での計測と注意点

http://www.green.gifu-u.ac.jp/~akiyama/rs_pic/ms720_4.jpg

こんな感じで計測?

*はじめに標準白色板の計測をします。
できれば標準白色板は水平にして,
センサもNadir(センサ天頂角0度)で計測した方がよさそう(?)。
計測者やセンサの影が視野内に映りこまないようにする。

林内では光環境が不均質であると考えられるため,特に注意が必要。
場合によっては標準白色板ではなく,鉛直方向上向きの分光放射照度を
計測した方がよいこともありそう。(計測したことがないのでわかりません)


*三脚や一脚にセンサを固定してターゲット地表面の計測をします。
計測者やセンサの影が視野内に映りこまないようにする。
太陽とセンサの位置関係についてもできる限り考慮した方がよい。
センサ天頂角も同じ基準にした方がよい(できればNadir)。簡易水準器などを利用。
BRDFや視野角内のみかけの植被率を考慮するため。

*天候や時間を考慮して,適当な時間間隔で標準白色板を計測する。
植生指数にすることである程度キャンセルされるが,
生の反射率をそのまま解析に使う場合には特に気をつけたい。

!データの吸い出し
RS-232やUSBでMS-720とPCを接続。
マニュアル参照

データは1計測ファイルごとにoutputされる。
シェルスクリプトやエクセルでのコピペでデータを扱いやすい形に整えて解析に使いましょう。