土砂・洪水氾濫の機構解明および予測・対策手法の提案

近年、流域内で斜面崩壊や土石流が同時多発し、下流に大量な土砂が流出・氾濫する「土砂・洪水氾濫」 と呼ばれる現象が、福岡県、広島県、宮城県、北海道など全国各地で発生し、深刻な被害を引き起こしています。

対策が今まで以上に効果的・効率的に進めるためには、土砂の動きを把握し、予測することが重要となります。禁煙は数値シミュレーション技術を用いた予測技術が開発されつつあります。そこで、本研究室でも、①福岡県、広島県、宮城県で発生した土石流や土砂・洪水氾濫の実態の把握、②模型実験による土砂の動きの詳細な把握、③数値シミュレーション技術の開発・改良を進めています。特に、①では航空レーザー測量で得られた詳細な地形データの分析、②では新たな画像解析技術の適用を研究しています。

参考文献: The role of othe phase-shift of fine partcles on debris flow behavior: An numerical simulation for a debris flow Ⅲgraben, Switzerland, taro Ucida; Yuki Jaurnal/58(1)pp.23-34, 2021-01